しふみんの日記

しふみんの日記です。

楽しみを待つ楽しみ

チェンソーマンのコミックスを全巻Kindleで読み最新話まで追いついたので、最近はジャンプ+でチェンソーマン 第二部を毎週(隔週?)読んでいる。チェンソーマンは面白いので更新日である毎週水曜日を楽しみに待っているわけだけど、月刊少年ガンガンを1カ月楽しみに待っていた中高生のあの頃を思い出した。
ガンガンを愛読していた話はここら辺に書いた。

shifumin.hatenadiary.com
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チェンソーマンを読んだり昔ガンガンを愛読していた頃を思い出して「楽しみを待つ楽しみ」というものがあるなと思った。連載している漫画や放送しているアニメの最新話を楽しみ、次回はどういう話や展開になるのだろうと想像しながら楽しみにまた1週間待つ。
待つよりも待たない方が一般的に良く思うが、この場合逆に1週間待つことができることがアドまであるように感じる。楽しみ(を|に)待つという楽しみが確かにそこにあるからだ。

そんなこんなで、漫画やアニメの過去の作品を楽しむのもいいが、今現在まさに連載している漫画や放送しているアニメの中で自分が楽しみに待つことができるものを探すのも良いのではないかと最近は考えている。作品の話のストックがないことによって、逆に待つことができる。楽しみに待つ楽しみを体験することができる。
事あるごとに似たようなことを書いている気がするが、人生は未来に対する希望が一番大事なのだから。
人生は未来に対する希望や期待が大事。何回でも擦って書くぞ。ロコちゃんでもないしハム太郎もいないが、明日はもっと楽しくなってほしい。

未来に対する希望が生きる活力になるのであれば、積極的に楽しみを未来に予約すればいいという考えに行き着く。
「いつか」ではなく、具体的な未来の日時を。「何か」ではなく、「具体的な楽しい〇〇」を。予約が必要なら今すぐしてしまうのも良いだろう。ただの予定ではなくWhatもWhenも具体的な方が力が強くなる。予約などのコミットメントも作ってしまうとさらに良し。未来に対する希望や期待は能動的に作れるんですよね。

ここまで書いてきて思ったけど、楽しみを待つ楽しみは思い出の配当の逆だ。
思い出の配当は俺たちのDIE WITH ZEROに出てきた概念だ。DIE WITH ZEROでは、何かをした体験はそれ自体から喜びを得られるし、その後いつでも何回でも思い出すことによって追加の喜びを得られるということを「思い出の配当」としている。
思い出の配当の話は下記に書いた。

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楽しみを予約しておくことは思い出の配当の逆だと言える。
楽しみを未来に予約すると、その楽しい何かをする体験それ自体とは別にその楽しみを待つという楽しみも与えてくれる。株式投資キャピタルゲインに加えてインカムゲインも得られるようなものかもしれない(得られるとは言っていない)

楽しい何かの体験はそれ自体で100%ペイされるが、その楽しみを待っている間も楽しいものがある。だから、楽しみを待つためにあえて予定を立てるというのは悪くない。当日に何となくやることを決めるのではなく、先立って楽しみに待てる予定を入れておく。楽しい予定と言う置き技を積極的に使い、未来に対する希望ポイントを高めていきたい。

結局、人生の全てが行き着く先が DIE WITH ZEROなんだよな。