しふみんの日記

しふみんの日記です。

プリズナートレーニングを始めた

リズナートレーニングを始めた。始めたのは数ヶ月前だが。
リズナートレーニングとは何か?
それは、圧倒的な強さを手に入れる究極の自重筋トレ。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0746H85JW

と、この本に書かれてあった。表紙のオリバがイカす。
内容としては、プッシュアップ、スクワット、プルアップ、レッグレイズ、ブリッジ、ハンドスタンド・プッシュアップのBIG6の種目を負荷レベルを細かく10段階に分けて少しずつ負荷を高めてこなしていくといったものだ。詳細は本書を読んでいただきたい。

なぜプリズナートレーニングか?
元々はダンベルトレーニングを行っていた。皆大好きFLEXBELLのダンベルを買って上げたり下げたりしていた。

shifumin.hatenadiary.com

しかし、ダンベルトレに慣れた頃からずっと「僕はこのまま重いウエイトを上げたり下げたりしていていいのだろうか」という疑問を抱いていた。
はたして、重いウエイトを持ち上げることにどれほどの意味があるのか?と。

インクラインダンベルフライやアーノルドプレスは種目としてはとても好きだ。そしてこれらの種目は筋肥大のためにあると理解しており、実際にやっていた時の筋疲労は心地よいものだった。
でも、僕はそもそも何で筋トレをやっているんだっけ?体を大きくするため?いや筋肥大ももちろん欲しいがそれは最優先ではない。二の次で良い。改めて思い返すと、僕が筋トレを始めた最大の理由は「健康が欲しい」だった。
コロナ禍に突入してからフルリモートでずっと引き篭もっていたため運動量が激減した。そして待っていたのは体調不良だった。これはまずいということで始めたので筋トレだった。歳を取ると「何もしない」で体調が悪化していくのですごい。 ジムにまで出かけたくないが健康になりたいという願望にピッタリだったのが自宅でのダンベルトレーニングだった。

そのような始まりがあったのだが、それはそれとして僕の基本思想に「餅は餅屋」がある。
運動やトレーニングに応用するとすれば、「階段を上り下りするために必要な機能は、階段を上り下りすることで手に入る」といったところか。
もちろん、量をこなしたり強度を上げたりすることは必要だが、基本的にはその動きをやることによってその動きができるようになると考える。このため、僕は基本的にマンションではとてもしんどい時以外はエレベータを使わずに階段を使っている。格ゲーでも実戦で出すためにはまずはトレモでひたすらコンボ練習をする必要があるんですよ。
僕はシンプルにこう考えている。

つまり、日常で行う動きに似た動作を負荷をつけて行う何かが僕が必要とする筋トレだった。
例えば、上で書いたようにダンベルフライはかなり好きなのだが、現実世界でこの動きを実際にやることはないだろうという考えがずっとあった。重量はかなりあるが取っ手があり持ちやすいものを寝転がって上げたり引いたりする動き?アクション映画でピンチの主人公が行う動きとしてはワンチャン出番があるか?
そのような動きよりは押したり引いたりしゃがんだり体を持ち上げたりする方がまだ日常的な動きだろう。

また、ダンベルトレは今のウエイトなら問題ないが重量を上げていくと正しい動作で行わないとそのうち関節や腱にダメージがいくだろうという予感があった。ダンベルトレは筋肉だけをピンポイント収縮させるため、関節や腱も含めて複合的なシステムとしては鍛えない。 僕は複合的なシステムとして体を動かした方がいいと思ったし、その点、プリズナートレーニングは合理的だと思った。
結局、筋肉もモンベルが言っているようにFunction is Beautyの方がいいんだ。全ての概念がモンベルに繋がっていく。

リズナートレーニングに切り替えてから数ヶ月が経ったが、感触として悪くないためこのまま続けていくつもりだ。また、たまにはダンベルトレーニングも取り入れて筋肉に新鮮な刺激も与えていきたい。
歳を取ると健康は掴み取るものに変わり、掴み取るためにはやっていきが必要になります。やっていきます。