しふみんの日記

しふみんの日記です。

地元の生きづらさについてのある解釈

地元の生きづらさ、あるいは閉塞感について、今までは人口減フェーズに入ってこれ以上地域の発展が見込めず衰退していく一方な状態とその雰囲気に起因すると思っていた。しかし、帰省して地元をふらふらしてそうではなかったと思い直した。そうではなくて、もっと個人として実利的なもの、つまり、「一人でカフェに入ってコーヒーを浴びながらパソコンでインターネットを吸うのが好きだけど、周りの席を見渡してもそんなことをやっている人がほとんど見当たらず、かつそれに対する許されが発生しなさそう空気がここにはある」ということが僕個人としては生きづらさに繋がっていたのだなと気づいた。逆に考えると、これは東京ではなくても大阪・神戸あたりでも僕は生きていけそうだということになるので、その点は安心した。

ピエリ守山の思い出

pieri.sc

今はもうピエリ守山は大復活を遂げたようだけど、""あの時期""のピエリ守山に3回ほど行けた経験は何事にも変えがたいと思いました。

コスパについて考える7 内容と料金が比例しない場合

引越しの見積りを取った際に、部屋に来て持ち運ぶものを確認するといったことをせずに電話口で内容を確かめて、その内容をもって引越し料金の見積りを行った業者が1社だけあった。

宅配業を考えた場合宅配内容量と料金はほぼ比例しているので、近しい業種である引越し業ではなぜ内容の詳細を把握しなくても料金の見積もりを行えるのか疑問に思った。しかし、業者サイドから引越し作業のコストを考えた場合、広義の諸経費を除くと、項目は主に車両(どの大きさのトラックか)と人件費(作業員は何人か)の2つで、その2つに対して1日拘束(1日1回転)、半日拘束(1日2回転)、数時間拘束(1日3回転: これが1日の回転の限界?)の時間拘束があり、掛け算で料金の算出が出来そうな気がする。となると、いつに、どこからどこまで運ぶのか、運ぶのにMAXn人(n は1を除く)必要な大型家具家電の内容とその数、あとは大雑把な全体の内容量さえ分かれば、大きくは見積もりを外さないのかという合点がいった。

この仕組みを利用しようとすると、怒られが発生しない程度に大量の小物を運ぶくらいしか用途が思い浮かばなくて特に有効利用はできないと思うけど、普段の生活で享受するサービスから考えると直感に反する「内容と料金が綺麗に比例しないサービス」の一例のメモとして、また今後遭遇するかもしれない同じような場合への気づきのために書いた。

若いうちに遊んでおけについての感想

いや何歳になっても遊べるでしょと思っていたし、実際にそれは正しかったと思っているんだけど、一点だけ「歳を取るにつれてあるコミュニティの""全員で集まって""何かをするのは難しくなる」ことは感じた。各人の人生が進んでいき、転職、転勤、結婚、子育て等のイベントが発生すると、全員が同じ時間に同じ空間に物理的に集まることはやはり難しくなっていく。なので、標題については、皆で集まってワイワイすることに関しては積極的にやっていった方がいいと思う。

僕も台風の中車をかっ飛ばして地元のオタクたちと閉鎖直前のピエリ守山を攻略を敢行したのは今ではいい思い出になっている。

なぜアミティを好きになったのか、あるいは単純接触効果

対戦ぷよの領域に足を踏み入れたのは大学1回の前期試験期間中に現実逃避で買ったぷよぷよフィーバーオンラインからだった。プレイ当初はフィーバーでは強いし可愛いしでずっとユウちゃんを使っていた。しかしその後プレイする対戦ルールの主軸をフィーバーからクラシックに移した時に、クラではどのキャラを使っても性能は同じということもあり、キャラ選択時にいちいちユウちゃんまでカーソルを動かすのが面倒になってきた。今でこそ各ぷよぷよタイトルのオンライン対戦モードではキャラ選択時はその前の対戦で使用したキャラにカーソルがデフォルトで選択されている状態だけど、当時のぷよぷよフィーバーではその機能はなかった記憶がある。その時からキャラ選択時にそのまま決定ボタンを押すと選べるアミティを使い始めた。

(中略)

そんなこんながあり、アミティを好きになったのである。

追伸: ぷよぷよフィーバーオンラインのおかげで大学1回前期は14単位落としました。

前職在籍時に襲ってきた閉塞感

新卒で入社した前職は地元勤務で全国転勤もなく福利厚生も良く離職率も低い、いわゆる安定した環境だった。業務量の割に人員の配置が少なく仕事はしんどかったが。しかし、入社からしばらくして仕事に慣れた頃から、その仕事のしんどさとは関係のないある閉塞感に襲われ始めた。それは「ずっとこの土地で同じような仕事をして同じような人間関係の中で生きていくのか……」というものだった。安定した環境で待遇も悪いわけではないがゆえの贅沢な悩みかもしれないけど、今現在から固定されていく予想可能な未来をただ辿っていくような閉塞感をずっと覚えていた。その状態を打開するために環境を変えるしかないと思い、また変えるなら全てを変えた方がいいなと思い、住む場所も仕事内容も人間関係も変えるかつ、将来同じような閉塞感あるいはそれに類する気持ちが生じた際に躊躇なく人生のルートを変えられるように手持ちの切れるカードを増やせるように、"東京"の"ITエンジニア"を目指した。今振り返ってみた後付けの記憶かもしれないけど、当時は確かそんなことを考えていた気がする。

夜の住宅街を歩く

夜の住宅街を歩くのが好きだ。灯りのついている部屋を見たり、漂ってくる石鹸やシャンプーの排水の匂いがしたりするたびに「このそれぞれの家には家族が住んでいて、それぞれの人間にそれぞれ自分の人生があって……」みたいに考えてしまうのだけど、この、もしかしたら一生すれ違うことのない、そこに住んでいる無数の人間たちの人生のことを思うと頭がパンクしそうになる。東京という大量の人間の住む街では自分以外の人間をNPCとでも思い込まないととてもじゃないけど生きていけないなと思う。