しふみんの日記

しふみんの日記です。

コスパについて考える7 内容と料金が比例しない場合

引越しの見積りを取った際に、部屋に来て持ち運ぶものを確認するといったことをせずに電話口で内容を確かめて、その内容をもって引越し料金の見積りを行った業者が1社だけあった。

宅配業を考えた場合宅配内容量と料金はほぼ比例しているので、近しい業種である引越し業ではなぜ内容の詳細を把握しなくても料金の見積もりを行えるのか疑問に思った。しかし、業者サイドから引越し作業のコストを考えた場合、広義の諸経費を除くと、項目は主に車両(どの大きさのトラックか)と人件費(作業員は何人か)の2つで、その2つに対して1日拘束(1日1回転)、半日拘束(1日2回転)、数時間拘束(1日3回転: これが1日の回転の限界?)の時間拘束があり、掛け算で料金の算出が出来そうな気がする。となると、いつに、どこからどこまで運ぶのか、運ぶのにMAXn人(n は1を除く)必要な大型家具家電の内容とその数、あとは大雑把な全体の内容量さえ分かれば、大きくは見積もりを外さないのかという合点がいった。

この仕組みを利用しようとすると、怒られが発生しない程度に大量の小物を運ぶくらいしか用途が思い浮かばなくて特に有効利用はできないと思うけど、普段の生活で享受するサービスから考えると直感に反する「内容と料金が綺麗に比例しないサービス」の一例のメモとして、また今後遭遇するかもしれない同じような場合への気づきのために書いた。