しふみんの日記

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Apple Watch Series 9を買った / なぜスマートウォッチを使うのか

Apple Watch Series 9を買った。

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約2年間利用したSeries 7からの買い替えだ。GPSモデル、45mm、ミッドナイトアルミニウムケース、ストームブルースポーツバンド(S/M)で64,800円。なんだこの価格の高さは……。あまりの価格の高さにひよって今までは付けていたAppleCareを外してしまった。なんとか無事に生き延びてほしい。
Apple WatchはSeries 3から利用し始めて3→5→7→9と進めてきたが、42984円→50369円→52800円→64800円と価格が順調に(?)推移しているのでそのうち10万円を超えるかもしれない。

Apple Watchは便利なのだが2年ごとに64,800円(今後高まる可能性あり)の支出は絶対額としては高い。単純計算でApple Watchの利用料は1日100円弱がかかっているんだよな。
というわけで、なぜApple Watchを使っているのかを改めて考えた。
そう、タイトルのスマートウォッチとはApple Watchのことを指すんだ。ごめんな。
しかし、特にwatchOS(iOS)に限定した機能は挙げていないはずなので任意のスマートウォッチでも大体のことは代替できる何かがあるはずだ(大体の代替)

Apple Watchの便利なところ

ある1つの決定的な機能のためにApple Watchを使い続けているわけではなく、いくつかの機能によって複合的に便利なために使い続けている。
下記がその便利な機能たちだ。

  • 起床アラームを物理にできる
  • 手首に電子マネー決済機能を付与できる
  • アクティビティデータをトラッキングできる
  • スマホを取り出さなくても現在日時が分かる

起床アラームを物理にできる

起床アラームをスマホや置き時計のアラームではなく、Apple Watchからの手首への振動にすることができる。
Apple Watch(スマートウォッチ)の良さでこれを挙げる人はあまりいない気がするけど、僕はかなり気に入っている。
目覚めが自然になり体験が良くなる。体験しないとメリットが分かりづらいが明らかに体験が異なるため僕の一推しはこれだ。

それはそれとして毎日朝起きたくないという強い気持ちはあります。

手首に電子マネー決済機能を付与できる

手首にIC、QUICPaySuicaなどの電子マネーを搭載することができる。基本的なことだが、これはやはり便利だ。
iPhoneでも同じだった気がするが、Suicaに限ってはデフォルト設定にできるので、何の事前操作もなしにタッチするだけでSuicaで支払ったり改札を通ることができる。
もちろんiPhoneでも同じことができるが、わざわざポケットからiPhoneを取らなくて同じことが実現できる。これは些細なことだが馬鹿にできない。
人は怠惰な生き物なので、この些細なことさえも一度経験するともうポケットから出すのは面倒だなと感じるようになる。

アクティビティデータをトラッキングできる

消費カロリーや歩数、スタンド時間などのアクティビティデータをトラッキングすることができる。これも基本だが大事な機能だ。
また、長時間(1時間)座ったままなど動いていない時に立って動くことを促す通知をしてくれるので、強制的に健康ナイズしてくれて良い。

しかしながら、データを収集しても適切に利用できなければ意味がない。したがって、僕はアクティビティ(デジタル)の文字盤を利用している。

Apple Watchで利用している文字盤(2020年春) - しふみんの日記

気づきたいことは目の止まりやすい位置に置いておくというのはとても大事だ。物理で視界に入れろ。

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データを目に入りやすい位置に置いておくことで「今日はあまり動いていないから長くウォーキングしよう」などの判断に繋げることができる。

また、睡眠コンディションを記録することもできる。
朝起きて眠気が取れない時に昨日の睡眠コンディションが悪かったからと気づく時もあるし、睡眠コンディションが良かったのに眠い時もある。毎日違って毎日良い(?)

スマホを取り出さなくても現在日時が分かる

ポケットからスマホを取り出さなくても現在の時間を知ることができる。
なんて便利なんだ……

・・・実際、ポモドーロ・テクニックを用いて作業するときやカップ麺の湯切りを待つときなど、手首にタイマーやストップウォッチがあると便利シチュエーションは地味に多い。

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Apple Watchは64,800円(2023年現在)で絶対額として価格が高いが、上記で書いたような機能が複合的に便利なため僕は2年ごとに買い替えて使い続けている。
ドラム式洗濯機とどちらか1つを選べと言われたら迷わずドラム式洗濯機を選ぶ程度の便利さだが、Apple Watchは自分の「生活を便利にするための年間予算」の枠には入る便利さだ。
結局、人生はトレードオフで取捨選択だから、僕は何かを捨ててApple Watchを選んだ。
まあ、10万円程度まで値上げするともしかしたら買い替え頻度を3年ごとに変えるかもしれないが。

しかし、便利さの説明で「手首」というキーワードを多く使ったが、どちらかといえば「ポケットや他の場所からiPhoneを持ってくる」という一動作を省けるところがApple Watchの本質かもしれない。
例え1秒の取るに足らない動作だとしてもそれがなくなると嬉しい。こういう怠惰な気持ちを大事にして人生を生きていきたいんだ。
手首すら動かさなくても済むように「念じる駆動」なるまであと何年だろうか。

参考記事