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三井住友カードゴールド(NL)を発行した

以前の記事で発行したいと書いた三井住友カードゴールド(NL)を発行した。

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クレカ周辺の最適構成を考えるのは確かに面白い。しかし、ずっとその追求を続けることは思考リソースの無駄遣いだと思っている。そのため、クレカデッキを変更するのは実に5年ぶりとなった。

三井住友カードゴールド(NL)の主な特徴を雑にまとめると、年会費は5,500円必要だが(条件達成で永年無料)、対象のコンビニや飲食店での利用時に高いポイント還元率を誇る、SBI証券投資信託(NISA)への積立にも利用できるクレジットカードだ。

www.smbc-card.com

そう、つみたてNISAをクレカで積立できる。 これが欲しかったため発行したんだ。

つみたてNISA自体は2021年初頭から行っていたが、これまでは現金での積立てを行っていた。その理由は、単にクレジットカードを使った積立が可能だということを知らなかったからだ。これが無知の罪ね。
しかし、最近になって投資信託の積立もクレカで可能であることに気づいた。この事実を知った際、「つみたてNISAをクレカで積立て、その分のポイントが欲しい」という欲求に駆られた。この欲求は、マズローの欲求階層理論の最も下位に位置する生理的欲求(Physiological Needs)よりもさらに下位に位置する欲求だと言っても過言ではない(過言)

まあ、つみたてNISAは長期的に積み立てるため積立の絶対額(Absolute Value)が必然的に大きくなってくるし、その額に応じたポイントを拾いたいと思うのは、人の自然な心よ。
そういうわけで、SBI証券でNISAのクレカ積立が可能な三井住友カード(NL)が発行されたのであった。

三井住友カード(NL)の選択肢は、無印、ゴールド、プラチナプリファードの3つがある。(正確にはOliveフレキシブルペイという択も存在するが、引き落とし口座が三井住友銀行に縛られるため割愛)
この中から、僕はゴールドを選択した。プラチナプリファードを選ばなかった理由は、単純に僕の生活ではゴールドと比べプラチナプリファードのポイント還元が有利になるほどの金額を使わなさそうだったからだ。
全ての支払いをこのカードに集約するとプラチナプリファードが有利になる可能性はある。しかし、家庭の出費は家庭用のカードで行い、総額が大きくなるAmazonでの買い物はAmazon Prime Mastercardで行いたいと考えると、残りの支払いに関しては、ゴールドの方が有利な金額程度にしかならならない可能性が高かった。
さらに、プラチナプリファードは年会費が毎年33,000円かかることも気になった。追加のポイント高還元が付くものの、将来他のカードに切り替えたい時年会費の有効期間を考慮し切り替えタイミングを調整する必要が出てきそうなことがリスク要因だと感じた。
ゴールドかいいかプラチナプリファードかいいかについては、各位人生を鑑みて直感を信じてください。

余談だが、クレジットカードのポイント高還元には常に改悪のリスクが伴う。有史以来数多くのポイント高還元仕様が改悪され、そして消えていった。
そして三井住友カード(NL)の人気の一因も「対象のコンビニ・飲食店利用時のポイント高還元」にあるだろう。対象の店舗でタッチ決済で支払うとデフォルトで7%ものポイントが還元され、さらに特定の条件を満たしていくと最大で20%もポイントが還元される。最大還元まで全ての条件を満たすのは難しいがデフォルトの7%でも高還元と言えるし、10%程度までなら条件は満たすのは比較的容易だ。
この還元率は明らかに高還元と言えるだろう。ではこの高還元もいずれは改悪されてしまうのだろうか?
僕はこの「対象のコンビニ・飲食店利用時のポイント高還元」に関しては一般的な感覚よりかは改悪される可能性が低そうだと考えている。その理由は、対象となる店舗が利用単価の低いコンビニや飲食店に限られているからである。
これらの対象の店舗では、例えばECサイトの利用などに比べて利用総額を大幅に増やすことは難しい。単純に考えてもコンビニやファストフードではそんなに高い支払いを行うことはできないだろう。
このため、三井住友カードゴールドは通常還元率が0.5%だが、例えば支払い全体に対して一律1.5%を還元するカードよりも通常還元率0.5% + 特定の店舗のみ高還元のこのカードの方がポイントの原資が少なくて済むまであると考えている。 トートロジーではあるが、結局のところ、クレジットカードでの利用単価が高いのは高額商品か高額サービスの支払い時に限られるのである。 そして、この支払いに関しては三井住友カードゴールドは0.5%のポイント還元なのである。 (あれ、もしかして三井住友カードはあまりお得ではないカードなのか?)

それはさておくと、プラチナプリファードの年会費33,000円と投信クレカ積立のポイント還元5%は絶妙なバランスで面白い。発行しなかったものの、この還元率がこのまま維持されるのかあるいは……を注視していきたい。

さて、三井住友カードゴールド(NL)は年会費が5500円かかる。しかし特定の条件を達成すれば、以降の年会費が永年無料となる。その年会費永年無料の条件は、1年間の利用金額が100万円を超えることだ。
というわけで、来年度以降の年会費を永年無料にするための100万円修行が始まっているのである。存分に金を使っていけ!(現在は無職だけど)
今年欲しかった高額商品、例えばデスクトップPCのBTO、Osmo Action4、Osmo Pocket3などはすでに支払いを終えた。さらに、11月29日にカードを発行したおかげで、100万円修行の期限が来年の10月31日までとなり1ヶ月短縮されてしまった。が、それでも100万円なら何とかなる気がする。最悪足りなかったらAmazonギフトカードで詰めればいいしね。

100万円修行が完了して年会費が永年無料となったらNISAクレカ積立のみの利用とすることが今の所の本命だが、そこまで深くはまだ考えていない。もしかしたら毎年100万円行くまでは利用するかもしれない。上で書いていなかったが、三井住友カードゴールドは年間100万円の利用でポイントが10,000付与されるため通常ポイントの0.5%還元と合わせて実質1.5%還元となる。この択も効率的なので捨てがたくはある。

まあとりあえずは100万円修行を進めていくぞo(^-^)o

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