しふみんの日記

しふみんの日記です。

ああ……それにしても刺激が欲しいっ……!!

「ああ……それにしても刺激が欲しいっ……!!」
「ああ……それにしても金が欲しいっ……!!」は賭博破戒録カイジ 1巻第1話の兵藤和尊会長の名言だが、最近まさに同じような気持ち(?)になっている。

「刺激が欲しい」という言葉にはいささか語弊があるかもしれない。
ようやく気づいたんだが、僕の今の生活に刺激がなさすぎる。毎日が完全にルーティン。毎日が決まり切りすぎている。
平日は昼と夕方に少し外を散歩する以外は家に引き籠もってパソコンをカタカタ仕事をするだけ。週末も大体は買い物をしてフードコートに行って家でパソコンやゲームをカタカタして終わる。1週間でフードコートに行くことが最大の刺激。フードコートに行って終わる俺の人生。
余談だが、去年の秋に転職してフルリモートになった。その結果通勤が完全になくなった。この半年弱1回も通勤していない。そして気づいたのだが、通勤は意外と刺激がある。通勤は景色が変わるしNPCもランダムに湧きそして動く。ランダムネスとはつまり刺激。
そんな刺激ある通勤が完全になくなってしまった。まあ、前職も月に1-2回くらいしか出社していなかったのだが。

幸いにも毎日楽しい生活を送っている。

しかし、なんというか、最近は起こりうるイベントや視界に移りもののレンダリングの多くがキャッシュヒットしている感覚がある。「もうそれは脳内にあるよ」という感覚とでもいうのだろうか。
また、アニメ、映画、本、ゲーム、アニメ、プログラミングも楽しいのだけど、どうしてもその枠組みの中での楽しさという思いが拭い切れない。例えば、どんなに素晴らしい映画を観たとしてもそれは映画というプロトコルに収まってしまう。映画という枠組みの中で素晴らしい作品で面白かったね、と。
もっと根源的な刺激が欲しい。もっと五感に響く刺激が。

どうやったらそんな刺激を得られるのだろうか?
今までやったことがないこと物理的なアクティビティをやるのが良さそうに思うが、いかんせん敷居が高い。
もう少し楽で良さそうなことがないかと考えた時に思いつくのは、行ったことがないところに行くことだ。
例えば、行ったことがないレストランに行く。これは別に素敵なレストランじゃなくても良くて、何なら家から徒歩で行けるが今までに行ったことのないレストランでもいい。行ったことがなければ、提供される料理もさることながら店の内装などからも刺激を得られるだろう。
また、単純に行ったことがない場所に行くという方法もある。
例えば公園。場所にもよるが公園は広く景色も移ろう。そして安全に歩くことができる。「安全に」というのがポイントで、車などの交通車両が通らず人口密度も低い(場所によるが)ので移ろう景色に集中することができる。公園は散歩するのに適した場所だ。

そうだ、行こうぜ!外の世界へ!(任意の漫画・ゲームの外の世界に出たことがなくて出たがっている少年の気持ち)

というわけで、早速週末に行ったことがなかった公園に行ってきた。具体的には千葉県袖ケ浦市袖ヶ浦公園に行ってきた。

www.park-sodegaura.or.jp

途中では高速道路のサービスエリアに寄ってぶらぶらしたり昼ごはんを食べた。普段行かないサービスエリアに寄るという体験もそれ自体が刺激となる。
袖ヶ浦公園内では花を見たり大きな池を1周回ったりして2時間弱ほど園内を歩いた。あとメロンパンも食べた。
こういうところの散歩がいいんだよな。

ありきたりだが人生には希望が必要だと考える。"希望"なので現状ではなく、未来。そしてその未来に望みがあること。「この後の人生で新しい何かを体験できる」希望は強い。
人生に本当に必要なのは新しい景色だったんだ。俺に次の""新しい景色""を見せてくれ。

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以下、袖ヶ浦公園まで行った時の写真です。