標題の通りだけど、昔Zaimという家計簿アプリを利用していた頃はそれぞれの支出の金額を多めにつけ見かけ上の支出額を大きくしていた。例えば、120円のおにぎりを買った場合は「おにぎり 200円」、3500円の技術書を買った場合は「パーフェクトRuby 4000円」といったように計上していた。
このようにかさ増しした数字を積み上げていくと当然総額も大きくなり、家計簿アプリ上ではその月の支出として実際に支出した金額よりも大きな金額を常に見ることになる。
その月に使ったお金の実際の総額なんて覚えていないわけで、家計簿アプリ上で表示されるその見かけ上の金額を見て「今月はこんなにもお金を使ったのか〜。節約しないとな〜」と脳を騙せるのである。
基本的にクレカかSuicaしか利用しないかつマネーフォワード MEを家計簿アプリとして利用する現代の生活スタイルでは、明細から取得された金額を自動入力されてしまうのでこのような小細工節約テクを利用する機会はほとんどなくなってしまったけれども、たまにある現金を利用した買い物の場合は今でも少し多めの金額を計上するようにしているし、そういう泣きたくなるような節約テクを積もり積もって利用してようやく僕はiPad Proを買うことができるんですよ！
