しふみんの日記

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決断コストを重ねる

前回の引き続き買い物の話だが、最近は何かを買うという意思決定の機会をできるだけ集中させるようにしている。

スーパーへの買い出しは週末に1回で、これは昔からルーティンになっている。最近集中させるようにしたのはECでの買い物だ。ECでの買い物をそれがどんな種類のものであってもポチるタイミングを集中させることにした。
買い物対象の例を挙げると、欲しいもの全般、漫画、書籍、技術書(主にPDF版)、完全食、消耗品、Amazonの定期おトク便などだ。
集中させるタイミングは、Amazonタイムセール祭りがちょうど2-3週間ごとにあるためそこにしている。日頃は欲しい物を洗い出しおき、このタイミングで優先度や在庫状況と支出予算に応じてポチる。すぐに必要な緊急の場合を除いて他の期間ではなるべくECでの買い物をしない。結果的に狭義の衝動買いの発生はなくなる。
今週末は2022年6月分のAmazonタイムセール祭りが開催中で、ちょうどこの各種の買い物を行ったところだ。来週の日記で書くことになるだろう。

なぜ、買い物の機会を集中させるようにしたのか?
それは、決断を重ねて決断コストによる消耗を抑えるためだ。

買い物とは決断だ。前にも書いたが、大体の物は代替品がある(洒落ではない)。どれを買うかの選択があるかぎり、そこに決断コストは発生する。
できれば決断コスト自体を減らしたい。しかし、その買い物が必要なものであれば決断コストは発生し、それらの総和を減らすことはできない。

であれば、だ。時間軸を考えるのはどうか?支払う決断コストの総和は変えられないのなら、決断コストによる消耗が起きる期間を最小限に抑えるというアプローチはどうか?
決断の頻度が高く決断コストの支払いにより消耗し常にMPが最大値から差し引かれた状態で戦うのではなく、決断のタイミングをまとめその直後のMPが大幅に消費された状態は許容しそれ以外の期間はMPを最大値に維持しながら戦うというアプローチ。
MPは時間で回復する。まとめられた決断のタイミングの直後は消耗しているが、しばらく経つと回復する。その後のMPが消費されていない期間をできるだけ長く取る。僕はこの戦い方は有用であると考えている。人生の決断は何も買い物だけで発生するものではないのだから。結果的に買い物以外の決断の質を高めることができるだろう。

決断集中タイミングでは消耗からある程度の衝動買いは発生しそうだが、それは許容する。そのデメリットよりは、他の期間に決断コストによるMPの消費を抑えることを優先させたい。結局は金。金で解決しよう。

というわけでね、今週末のそんな買い物集中タイミングの決断疲れによってHappy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 無刻印/墨(英語配列)をポチってしまいましたo(^-^)o
早く来てほしいですね。

Image from Gyazo

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