しふみんの日記

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含み損を抱えた株を1つ以上保持するようにする

含み損を抱えた株を常に必ず1つ以上保持するようにしている。

僕が個別株投資を始めたのは2018年1月でその直後にリーマンショックの直撃を受けたとはいえその後の10年強の間、少なくとも今に至るまでは相場は一歩調子で上がり続けている。つまり、現実としてこの10年の相場では何を買っても大体上がった。そうなると人間どうしても思い上がってしまう。驕ってしまう。「俺が買った株は必ず上がる。俺には投資の才能があるんだ」と。

この思い上がりを防ぐために、自戒を込めて含み損を抱えた株を常に必ず1つ以上保持するようにしている。
もちろん個別株を買うからには株価が上がることを期待して買っているわけであって、狙って含み損を作ろうとしているわけではない。とはいえ、買った株の中で1つでも目論見が外れて下がった株があれば出てくればよくて、含み損を抱えた株が手持ちに存在しない場合にその定めている損切り基準を特例で無視することで含み損を抱えた株を手に入れることができる。含み損を抱えた株を欲しがるの変な気がするけど、1つは含み損が出ているという事実がとにかく欲しいんだ。きちんと現実を認識したいんだ、買った株は下がることがあるという現実を。
その含み損を抱えた株は、例えば、以前はこれであったし、今はこれがある。

甘えた投資をしないように、適当にした投資の報いを忘れないように、焼き石をずっと舌の上に転がして喉元過ぎれば熱さを忘れないように人生やっていこうな。

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