しふみんの日記

しふみんの日記です。

大学受験合格発表いい話

10年以上前の昨日は大学受験の合格発表日だった。
当日は何となく自分の目で""現場""で合否を確かめたいなと思って、敢えて大学サイトの合格発表ページへのアクセスは封印して大学まで向かった。大学では合格発表が掲示されている工学部棟までドキドキしながら大学構内を歩いていき、掲示板に貼り出されている合格番号一覧に自分の番号があるのを発見して自分が合格していることを知った。アメフト部に胴上げされたり構内を散歩したりして合格の雰囲気に一通り味わった後、そろそろ三宮のとらのあなにでも行くかと思って大学を後にした。
その時になってようやく母親に合格を伝えるのを忘れていたことに気づいたので母親に電話した。電話越しで母親は自分ごとのようにとても喜んでくれた。
しかし、あとで知ったことだが、受験後家のそこらに雑に放置していた僕の受験票の受験番号をメモっておいていたらしく、僕が電話をした時には既に合格していたを知っていたらしい。親の演技力を感じた。

こういう意味のある良い嘘をつけるようになりたいなと思いながら10年以上が経ったが未だ達成できていない。どうでもいい嘘は息を吸うようにつけるのだが。

大学合格の思い出シリーズ