しふみんの日記

しふみんの日記です。

「好きを仕事にすると嫌いになるからやめとけ」について

それは確かにその通りだと思う。

アナロジーとしては、一つ前の日記で挙げた「好きな音楽を目覚ましのアラームとして流すと、起床という苦痛を伴うイベントにその音楽が紐づくことによって音楽も嫌いになってしまう(可能性がある)」と同じ理屈で嫌いになる可能性は大いにあるだろう。

そうではなくて、起床の例では「好きな音楽」を目覚ましのアラームとして使うのではなくて、「自分にとって起きやすい何か」を起床の方法として使うべきだ。そして、仕事の場合は、これは一般的にもよく言われていることだけど、「好きなこと」を仕事にするのではなく「得意なこと」あるいは「(他の人と比べて)苦にならないこと」を仕事にするべきなんだ。

そんなことが頭の中にあって、僕はインターネットが好きだったけどインターネットそのものを仕事にせず*1、インターネットの中のwebのソフトウェアを開発するプログラミングを仕事に選んだ。プログラミングに対してはニュートラルでどちらかと言えば好きかもしれない程度だったけど、広義の意味で効率的を求められることと、無限に学習する対象があることと、学習を進めれば進めるほどそれらが有機的に繋がって楽をできるという性質が自分に合っていると思ったから。そして、その選択は今のところは間違っていなかったと思っている。

*1:インターネットそのものを仕事にってどんな仕事だ?