しふみんの日記

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コスパについて考える3 まとめて掃除をすると得だと思ってしまう問題

他人との共同生活ならいざしれず、一人暮らしだと自分が許容できる部屋の綺麗さ(あるいは汚さ)の範囲内で部屋の掃除を先延ばしにし続けることができる。また、一人暮らしで住むような部屋の大きさだと一度の掃除で全ての箇所を掃除を終えられないということは発生しないはずで、一度の掃除のコスト(作業時間等)は極端な汚れがない場合はその頻度によらずほぼ一定のはずである。これらのことを合わせるとコスパ厨は、「掃除のコストがほぼ一定であるならば、パフォーマンス(取り除ける汚れの量等)を最大化するためには掃除をできるだけ先延ばしにして汚れを溜めた方がいい(?)」と考えてしまうのである(???)。しかし、本来コスパ最適化を目指す対象は掃除単独の作業コスパではなく生活のコスパのはずで、生活まで視野を広げた場合のパフォーマンスとは即ち「(掃除をしたことによって)きれいな部屋で生活をすることで得る利得(気持ちよさ、健康等)」となる。前者の掃除単独の作業コスパを追求するなら限りなく掃除を先延ばしにするのが解になるが、そうではなくて後者の生活のコスパを追求するなら、掃除を行う頻度はある一定の解に定まるはずだ。コスパ厨として、いまだ求められていないこの解である掃除の頻度を考えていかないとなと思いながら、明日の来客に備えて僕は久しぶりの部屋の掃除を行った次第であります。